お茶を入れる時の適温
* 適温を知る

いつも同じお茶の葉を使っているのにその時々で味が変わる事が有ります。
その理由のひとつにお湯の温度があります。

* 適温作りのちょっとしたコツ

適温 沸騰させた熱湯を他の茶碗を使って冷まします。
煎茶なら1つ、玉露なら3つの茶碗にゆっくりと移し替えて、適温にしていくわけです。
煎茶は、甘みと渋みのバランスがちょうど溶け出す熱湯より少し低め(80度)くらい、
甘みが命の玉露は、さらに低い(60度)くらいが適温です。
お湯の温度が高いほど渋みが増し逆に低ければ渋みがおさえられ、甘みが引立ちます。
また、ほうじ茶や玄米茶などのお茶は、熱湯でいれるとさっぱりとした味わいになります。
最後にお茶を楽しむ気持ちこそ、おいしいお茶をいれる秘訣なのかもしれません。